舌のはたらきについて|北上尾の歯医者|大熊歯科医院

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舌のはたらきについて

投稿日:2024年2月5日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは!

2月のブログを担当させていただきます。

歯科衛生士の渡部です😁

 

年が明けてあっという間に2月になりました。

時々雪予報も出たり、寒い日が続いていますが いかがお過ごしでしょうか!

しっかり寒さ対策をしてお過ごしください☃️

 

 

 

今週は舌の働きについてお話ししたいと思います!

 

舌には、食べ物を取り込む・飲み込む「嚥下機能」、発音する「構音機能」、

食べ物の味を感じる「味覚機能」 の3つの重要な働きと、歯並びへの影響があります。

 

 

 

① 噛む、飲み込む ( 咀嚼 / 嚥下機能 ) お口の中に取り込んだ食物がどんなものか、

 

食感や温度等を感じとります。 食物を噛むときに、舌は歯で噛めるように歯の方へ移動させます。

 

細かくつぶされていく途中に唇と歯茎の間や舌の下に入り込んだ食物を集めて、

 

再度、歯の上に運びます。 食物が十分に細かく軟らかくなると舌の上に集め、

 

軟らかく砕かれた食べ物のかたまりをつくり、 これを舌が上あごに押し付けて、

 

喉に送り込むことによって飲み込むことができます。 この時には、舌の動きと舌の力が必要です。

 

ですから舌の力が弱くなり、動きが悪くなると、 歯があっても食物を上手く噛めない、

 

口の中でまとめられない等の問題が起きてきます。

 

 

 

 

 

② 発音 ( 構音機能 ) たのしくお話をしたり歌ったりする時には、舌を動かして音を作っています。

 

「カ行」では舌の奥、「夕行」では舌の前方、「ラ行」では舌の先端を動かして発音しています。

 

舌の動きが悪くなると、 発音が難しくなり、上手く言葉を伝達しにくい状態になります。

 

嚥下体操として「パタカラ」と発音する訓練がありますが、 パは唇の動きですが、

 

「タカラ」は舌のトレーニングなのです!

 

 

 

 

 

③ 味わう ( 味覚機能 ) 味は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味が絡み合って構成されます。

 

味は、舌の表面にある味蕾(みらい)で感じます。 ちなみにこの味蕾は、

 

乳幼児で約1万個あったのが 成人になるにつれて約7500個まで減少すると言われています。

 

舌だけでなくそれ以外の口の中(上あご、頬の内側、のどの奥等)にも味を感じるセンサーは

 

ありますが、 大部分が舌にあり舌の機能が低下すると味の感じ方も変化することがあります。

 

また、舌に汚れがたまると味を感じにくくなることがあります。

 

 

 

 

④ 歯並び 歯の並びの外側は頬や唇、内側は舌があります。

 

この内外の圧力によって歯並びは変わるのです。

 

例えば、唇の力が弱く、 舌の力が通常ないしは強ければ出っ歯になってしまいます。

 

逆に、舌の力が弱ければ内側に傾いてしまいます。

 

また、子供たちなどで出っ歯になった子に唇を鍛えるトレーニングをすると

 

戻っていくということも起きます。 このように、舌は歯並びにも関与しているのです。

 

 

 

 

普段あまり意識せずに使っている舌ですが、とても大切な役割を持っています。

 

おいしくご飯を食べる為に、そのため舌の働きが低下しないようにすることが大切です!

 

また清潔にしておくことも必要です!

 

 

 

来週のブログもお楽しみに🎶

 

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