歯石を取る必要性

投稿日:2020年6月16日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは😃歯科衛生士の根岸です☘️

関東も梅雨入りし湿度が高く過ごしにくい季節になりましたね🌀

今回は「歯石を取る必要性」についてお話しさせていただきます。

歯石とはプラークによって作られます。プラークは細菌の塊になりまして歯にくっつくと死んでそのうち固い歯石になります。

歯石自体で歯周病を悪化させるわけではないのですが、歯石の表面は通常の歯の表面よりもザラザラとしているためプラークがよりくっつきやすくなります。

歯肉炎、歯周病の原因であるプラークが多く付着しやすくなってしまうため定期的に受診していただき、歯石を取る必要性があります。

また歯石自体がザラザラしているため歯茎を傷つけてしまうこともあります⚠️

歯石には2種類ありまして、歯石が沈着している部位によって分けられます。

歯肉縁上歯石は歯茎より上で目で見えるところに付着している歯石です。一般的に黄色白色です。歯肉縁下歯石は歯茎の下の根っこ側に付着している歯石になりまして歯茎の中にあるため目で見えない範囲にあります。色は黒褐色、暗緑色です❗️

歯肉縁上歯石は比較的柔らかく除去しやすいのですが、歯肉縁下歯石は強く石灰化していて歯面に強固に沈着しているため簡単には除去できません💦そのため、何度かに分け時間をかけしっかりと除去する必要があります。

このように歯石は縁上と縁下の2種類あります。歯石の付着している部位、沈着具合などに合わせ専用の機械、器具を使い分け除去していきます。

今回は歯石についてお話ししました✨当院ではまず最初にしっかりと検査をし現在のお口の中の状態をしっかりとお伝えさせていただいた上、お口の中の状態に合わせ歯周病治療や予防のために歯石をお取りさせていただきます。

お口の健康のため定期的に歯石の除去が大切です☝︎🌈

北上尾西口予防を中心にキッズクラブから入れ歯まで丁寧で親しみやすい応対がモットーの街の歯医者さん「大熊歯科医院」

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